G560とは
今回はロジクールG560をレビューしていきたいと思います。
G560はGが付くロジクールのGシリーズで専用ソフトのGHUBを使う事により音量やウファーの強弱、ライティングのパターンの変更などさまざまな変更が出来ます。
この製品は、スピーカー2つでサブウーファー1つの2.1chとなっていますが、DTS:X Ultra立体サラウンドサウンドに対応しており、前方左右に2つ正面に1つ左右に2つ後方左右に2つで計7方向に加えてサブウーファー1つから音が聞こえてくる3Dサウンドを楽しむことが出来ます。
注意するところとしてはDTS:X Ultra立体サラウンドサウンドですが、何にでもこの機能を使用する事が出来るわけではなく、DTS:X対応のゲームなどに利用する事が出来る機能の為、未対応の物場合は通常の2.1チャンネルサウンドとなりますのでお気お付け下さい。
さらにゲーミングならではのRGBライティングも搭載されておりGHUBの方でライティングの調整などが出来暗い部屋などではきれいなライティングでおしゃれな部屋に早変わりです。
大まかな使用はこのようになっています。
サテライトスピーカーサイズ(高さ×幅×奥行) | 148mm×166mm118mm |
重量(ペア) | 1.79㎏ |
サブウーファー(高さ×幅×奥行) | 404mm×255mm207mm |
重量 | 5.5㎏ |
サテライトスピーカー出力 | 30W×2 |
サブウーファー出力 | 60W |
合計出力 | 120W |
総出力 | 240W |
サラウンド | 2.1ch |
Bluetooth®バージョン | 4.1 |
接続方式 | Bluetooth、有線USB入力、3.5mmオーディオポート、ヘッドフォンジャック |
周波数特性 | 40Hz~18KHz |
最大SPL | 97dB@426B |
入力インピーダンス | >10K Ohm |
保証情報 | 2年間無償保証 |
G560のレビュー
こちらが箱の画像です。
箱はかなり大きくそして見た目のゴツさ通りとても重かったです。
箱に製品の仕様や付属品の内容などが書いてある使い方も箱に書いてありました。
ロジクールのスピーカーでZ120BWと言う製品を持っているのですがそちらも使い方などは箱に記載されており取扱説明書は無かったのでロジクールは箱に記載する派のようです。(スピーカーは)
つなぎ方や使い方の説明部分の画像です。
とてもシンプルに記載されておりわかりやすいです。
サブウーファーの画像です。
サブウーファーは縦長でかなり大きく置き場所に少し困りそうだなと言う印象を受けました。
ちなみにウーファーの穴の中はこんな感じです。
こちらはサブウーファーの下面の画像です。
脚が4本と低音部分が一つです。
裏面の画像です。
裏面には主に、電源端子や接続端子が付いています。
アップにした画像です。
上から
- 3.5mmオーディオポート
- microUSBポート
- スピーカー端子
- スピーカー端子
- 電源プラグ
となっています。
スピーカの左右の差し間違いが無いように左右別の端子が使われており差し間違いの心配がないです。(親切設計ですね)
こちらがスピーカー本体となります。
R(RIGHTライト)右側のスピーカー上部には音量調節ボタンとライティングの調節ボタンが有ります。(主に右側のスピーカーがコントロール部分となっています。)
ライティングですが明るさを4段階で調節する事が出来最後の4番目が消灯となっており光らせたくないという方には消灯も出来ます。
L(LEFTレフト)左側のスピーカーの画像です。
左側のスピーカーにはボタン類はついておらずまっさらな感じです。
後ろ側はこうなっています。後ろ側もライティングで光ります。
R(RIGHTライト)右側のスピーカーの裏側です。
上から
- Bluetoothボタン
- 電源ボタン
- イヤホンジャック
が付いています。
Bluetooth接続する場合はこちらからペアリング出来ます。
付属品です。
説明書や保証書、シール、USBケーブルが同梱されていました。
正面からライトを光らせた所の画像です。
こちらは裏面の画像です。
G560の機能の紹介
次はGHUBでのライティングや音の設定などを紹介していきたいと思います。
GHUBライティングの設定画面
まずはライティングの設定ですが、フロントとリア両方個別に設定する事が出来、色の変化はもちろんの事ですが、光のサイクルのパターンを替えたりする事が出来、カスタマイズ性が有りとても面白いです。
カスタマイズできる光のパターンは
- オフ
- 固定
- サイクル
- フェードインとフェードアウト
- 画面サンプラー
- オーディオビジュアライザー
です。
他にもサイクルパターンの速度を調節したり輝度を調節したりといろいろと出来ます。
パターンについて少し説明すると
1.オフ
RGBライティングをオフにする
2.固定
RGBライティングを光ったままにする
3.サイクル
様々な色を交互に出す
4.フェードインとフェードアウト
指定した色の光をついたり消したりする
5.画面サンプラー
画面の背景色と同じ色になる
6.オーディオビジュアライザー
音に合わせて光を出す
説明だけですとわかりにくいと思いますので動画を載せておきましたので気になりましたらご覧ください。
こちらが裏面の設定画面です。
裏面も表面同様にサイクルパターンなどの設定が出来ます。
ライティングパターンの設定画面です。
このような感じで色も変えられます。
実際にどのように光るのか動画を載せておきますので気になりましたらご覧ください。
こちらは、ボタンの割り当てです。
設定できるのはGボタン1つのみですのであまり使わなさそうな設定でした。
スピーカーの設定画面
スピーカーの設定では、音量の調整やサブウーファーの強弱、低音や高音の調整などが出来ます。
サブウーファーが苦手だという方は、レベルを0にすれば機能をOFFにすることも出来るのでご安心ください。
EQ(イコライザー)の設定を有効化にすればもっと細かな設定もする事が出来ます。
こちらがイコライザーの設定画面です。
設定などがよくわからないという方でも、デフォルトでプリセットが用意されているので、
- 低域強める
- 映画のような
- コミュニケーション
- フラット
- ファーストパーソンシューティングゲーム(FPS)
- マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)
などの、好みのプリセットをクリックする事で即座にその設定を使う事が出来ます。
さらにはプリセットをダウンロードして使用する事も出来、いろいろな方々がカスタマイズしたプリセットを使う事が出来ます。
プリセット選択画面のその他のプリセットを参照と言う項目をクリックするとたくさんのプリセットが出てきます。
次は、サラウンド設定画面です。
2.1chから7.1chにアップデートされたことで使用できるようになりました。
画像のように7方向から音が聞こえてくるのでFPSゲームなどではヘッドセットを使わなくてもよくなる為、疲労軽減につながります。
聞こえてくる方向の音の調節などが出来るのでとても便利です。
実際にどのように聞こえるのかサラウンドテストも付いているので試してみるととても感動しました。
後ろ側にスピーカーが付いていないのに後ろ側から音が聞こえるので結構驚きます。
サラウンドモードもゲーミングと映画の2パターンから選ぶ事が出来ます。
サブウーファーに関してですが、とてもよくきいていて非常に臨場感が有りました。
空気をたたくような衝撃波が飛んでくるような感じで部屋中がボカンボカンと揺れる感じでした。
よく地震などと表現されていますが、地震のような横揺れではなく下に衝撃が加わるので重いものを落とした時のような縦揺れの振動が音楽などにもよりますが断続的に起こる感じでした。
多分言葉では通じにくいので動画を撮っておきましたので気になりましたらご覧ください。
スピーカーの音質ですが、とてもクリアに聞こえており非常に質感が高い製品だと思いました。
ロジクールのスピーカーはZ120BWと言う価格が安いのに音質がいいと言われているコスパの高いスピーカーが有りスピーカーの評判もとてもいいのでその最上位機種ともなるとやはり音の良さは格段にいいと言えます。
ただ価格が高いというわけではなく高性能で高音質であると思いました。
音質について(比較など)
参考になるかわかりませんが、実際に今あるスピーカーと比較を兼ねて音を撮ってみました。
比較に使用したスピーカーはロジクールのZ120BWと言う数千円から2000円位のスピーカーです。
比較対象としてはパワーも性能も価格も劣っているスピーカーで申し訳ありませんが、今あるスピーカーはこれ位しか無い為、こちらを使わせていただきました。
こちらのスピーカーも価格の割には音質が良くコスパ最強と言われているスピーカーですので悪いスピーカーではありませんのでその点はご安心ください。
使用したマイクシュアー、MV7
どうでしたでしょうか?
私も改めて聞き比べてみたのですが、G560の方が音がクリアに出ているように思えました。
圧倒的な違いとしてはサブウーファーの有無でした。
サブウーファーのが有る事で体に音と振動が伝わってくるので音楽を耳で聞いているというか体でも聞いているという感じになりまして、個人的には、いつもと違う場所にいるかのような感じになってなんか新鮮な感じでした。(ホールにいるみたい)
音に関しては、人それぞれ好みが有り高音が好きな方もいれば低音が好きな方もいてどれが正解という物は無いのですが、G560は低音や高音の調節が出来る分その人好みの音に仕上げられるので音にこだわる方にはいいのではないのかと思いました。(ちなみに比較時は調節無しのノーマルで使用しています)
Bluetooth接続について
Bluetooth接続についてですが最大4台まで同時接続が可能です。
接続は可能ですが同時に鳴らす事は出来ません。
異なる接続方式であれば(Bluetooth、USB、3.5mm)3台同時再生は可能です。
また、Bluetooth接続で気になるのが遅延についてですがつないでみた感じでは遅延は感じられませんでした。
ただゲームなどで絶対に負けられない心配だという方は、USB接続などの有線接続の方がいいと思われます。
注意点とすると、Bluetooth接続の場合ですとGHUBが使えないのでGHUBで設定して使用したい場合はUSB接続が必須となります。
使用してみての感想
使用してみてですが個人的には大満足な製品だと思いました。
RGBライティングもとてもきれいですし自分好みにカスタムできるのもとっても面白いです。
机の上に並べてみて写真を撮ったのですが結構いい感じに変わったかなと思います。
なんか雰囲気が変わるとそれだけで気分も良くなるので結構気に入っています。
音よりもライティングが気になって購入したという方もいるようなのでライティングは結構好評のようです。
ゲームに関してですが爆発音や銃声などはサブウーファーが有る為、非常に臨場感が有りいいです。
ただ勝ちにこだわるのであれば、ゲーミングイヤホンやゲーミングヘッドホンを使用した方がいいのかと思いました。
ロジクールのデバイスを使っている方であればGHUBで一括管理が出来ますので新しくソフトをダウンロードする事も無く便利です。
あと、注意する点としては、サブウーファーのパワーがとても強いのでマンションなどの方ですと音量にもよりますが下の階の迷惑になってしまう可能性が有る為、耐震マットなどをしいて音への配慮が必要になるかもしれません。(それくらい強いです。)
残念な点を挙げるとなると、やはりサブウーファーがとても大きいので置き場所に困るという事です。
タワー型のデスクトップ1台分位のスペースは必要になりそうです。
いい点
- 音質がいい
- サブウーファーが有る為臨場感が出て心が踊る
- RGBライティングとても綺麗で部屋の感じが一変する
残念な点
- サブウーファーがとても大きい為、置き場所に困る
まとめ
今回は、ロジクールのゲーミングスピーカーG560を紹介していきました。
音質もライティングもとても完成度が高くさすがはロジクールと言う感じでした。
高額な品とはなっていますがそれに見合う位の性能が有りますので気になりましたら見てみてください。
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