S3221QSとは
今回は、デルの4K湾曲モニターS3221QSを紹介していきたいと思います。
今回紹介するモニターはよく販売されている平らなモニターではなく画面が湾曲しているモニターで、平らなモニターと比べて両端が目に入りやすいというメリットが有るモニターで、最近では結構流行っておりゲーミングモニターなどにも採用されていたりする構造の製品です。
湾曲しているからと言って本当に見やすいのかと言う事や実際に使用していて思った事をお伝えできればいいなと思います。
デルのおすすめポイント
デルの製品のいい所は、保証がしっかりしている所で、中でもプレミアムパネル交換保証は画面上に1つでもドット抜けが有った場合に保証期間内(ハードウェア限定保証)であれば無償で交換してもらえるというサービスです。
他のメーカーには無い保証で購入してドット抜けが有ってショックを受ける心配が有りません。
ドット抜けは、画面の一部にごくわずかな黒い点や赤、青、緑の点が見える事でよく見ると気になってしまうので嫌がる人は嫌がる現象です。
はずれの商品に当たると購入してがっあk理してしまうという事が有ります。
このドット抜けは、故障ではない為、基本的にはどのメーカーも交換などのサポートはしてくれないのですが、デルのこの製品はこのドット抜けの保証が付いている為、万が一はずれにあたっても後悔すること無く交換してもらう事が出来ます。
主な使用
画面サイズ | 32インチ |
ディスプレイタイプ | LEDバックライト付液晶モニター |
TFT型 | |
カーブスクリーン | |
解像度 | 4K 3840 x 2160 @ 60 Hz |
輝度 | 300 cd/m² |
応答時間 | 4 ms (GtoG エクストリーム) |
最大表示色 | 10.7億色 |
スピーカー | ステレオ、出力5 W |
寸法(幅x奥行きx高さ) | 70.92 cm x 20.7 cm x 44.81 cm(スタンド含む) |
保証期間 | 3年間 |
S3221QSのレビュー
こちらが本体の画像です。
液晶部分は非光沢ですので映り込みしにくい脚用になっています。
裏面の画像です。
上から見た画像です。
上から見るとカーブしているのがよくわかります。
接続端子の部分の画像です。
端子は左から
- 電源コネクター
- HDMI 2.0ポート×2
- DisplayPort 1.2
- 音声出力ポート
- USB 3.0アップストリーム ポート
- USB 3.0ダウンストリーム ポート
- BC1.2充電機能付きのUSB 3.0ダウンストリーム ポート
となっています。
この端子についているUSB 3.0アップストリーム ポートですが、これは、付属のケーブルでモニターとPCをUSB接続する事でこのモニターをUSBハブとしても使用する事が出来ます。
これにより、モニターから離れた位置にPC本体が有りいちいち移動してUSB接続しなくても手前に有るモニターのUSBポートに接続すればつながるのでとても便利です。
無線のマウスなどを使用している方がレシーバーを出来るだけ近くに取り付けたいという場合にも有効です。
裏面の画像です。
裏面はスタンドを外すとモニターアームをつけられるようになっています。
画面の角度を上に最大に稼働した所の画像です。
正面から見た画像です。
モニターの角度を下に最大にした所の画像です。
正面から見た画像です。
正面にした所の画像です。
ちなみに、ディスプレイの高さや角ま度は変えられますが横向きのディスプレイを立て向きに変える事と、首振り機能が付いていません。
モニタースタンドを最大の高さにした所の画像です。
モニタースタンドを一番低くした所の画像です。
S3221QSの性能や機能について
4Kモニターになってどれくらいきれいになったのか気になったので3種類の解像度の物を写真で撮って比較してみました。
それがこちらです。
見比べてみた感じですが、4.5Kと4Kは違いがよく分かりませんでしたが、一番下のレグザは画質が荒いという事がよくわかります。(画素数1366 x 768なので仕方ないのですが)
同じ位の距離で撮影しているのですがやはり4Kは画像がなめらかできれいでした。
さらにフリッカーフリーなので目の疲れも軽減できるかと思います。
視野角に関してですが斜めから見てみても文字もよく見えますし色合いも大して変わらないので特に問題は無いかと思います。
モニターの設定ですが主に画面の色の設定やスピーカーの音量設定画面分割(PIP、PBP)の設定なども出来ます。
画面分割機能であるPBP(ピクチャーバイピクチャー)とPIP(ピクチャーインピクチャー)機能を紹介したいと思います。
どちらの機能もモニターのコントロールボタンから設定する事が出来ます。
まず始めにPBPです。
この機能は、画面を2分割してそれぞれの機器の映像を映し出すことが出来ます。
簡単に言うと、一つのモニターでデュアルディスプレイをすることが出来ます。
この画面では、WindowsとMacをつなげて両方を起動しています。
PC機器だけではなく映像端子が合えばゲームなどもつなげて出来るので、動画編集などの処理待ち時間にゲームなどをして遊ぶことも可能です。
欠点としては画面を分割する為、操作領域が狭くなるという事です。
次にPIPです。
この機能は、画像の上に画像を乗せる機能です。
この画面ではWindowsの画面の上にMacの画面を乗せている所の画像です。
PBPと何が違うのかと言うと、PBPは画面を分割しているのに対して、PIPはWindowsの上にMacの画面を置いているだけなので、Macの画面で隠れている部分も使うことが出来画面を広く使う事が出来ます。
欠点としては、画面が隠れている所が使えると言っても画面が隠れてしまっているのでつかいにくいという事です。
映像を設置する位置は変えられるので、邪魔にならない所を選んで設置できます。
位置を変えてみた所の画像です。
先ほどよりもMac側の画面が大きく見えるかと思いますが、大きさの変更も出来ました。
S3221QSのスピーカーの性能についてですが、比較の動画を撮ってみたので気になりましたらご覧下さい。
私の聞いた感覚としては、よくあるモニターに内蔵されているスピーカーと変わらない感じでした。
その為、特段いいというわけでもなく音質が悪いというわけではなく普通に使用する程度なら十分な音質でした。
音質に関しては、聞くその人その人でいい悪いが違うので実際に聞いた方がわかりやすいかと思われます。
知真美に比較動画は、最初はPC内で流した主音源で、2番目がロジクールのZ120BWと言うコスパが高いと言われている安いスピーカーで3番目が今回紹介しているS3221QSのスピーカーの音声です。
主に作業用途などで使うのに適したモニターですがゲームなどをプレイしてみても何の違和感もなく使うことが出来ました。
ただし、ゲーミングモニターではない為、FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)などの高いリフレッシュレートが必要なゲームなどには向かないのでゲーム目的で使用するモニターではないという事については注意が必要です。
ゲームをしていて色の発色がとても綺麗で他のモニターでは味わえない感動が有りました。
さすがはデル製ですね。
使用してみて
使用してみてですが、画面が大きくて画質化がきれいなので作業効率が上がりとても満足しています。
発色もとてもきれいに出ていて満足です。
スピーカーですがこれは、おまけ程度な感じの音質でした。
特に気にしない方であれば問題なく使える程度の音質でした。
今回初めての湾曲ディスプレイだったのですが、使用してみた感じでは特に違和感なく使う事が出来ました。
湾曲ディスプレイに見慣れてから24インチのストレートタイプのディスプレイを見た所、映像がぐにゃっと奥に曲がって見えました。(グルグル回っている物をずっと見てから他の物を見るとグルグル回って見える感じです。)
改めて見比べてみた所24インチのモニターよりも32インチのこちらのモニターの方が見やすく感じました。
湾曲している分首を動かす手間が省けて疲労防止になります。
逆に湾曲ディスプレイに慣れてしまうと他のストレートタイプのディスプレイが見にくく感じてしまうので湾曲とストレートの両方を使う方はその点は注意です。
いい点
- 4K画質なので画面がなめらかできれい
- 湾曲ディスプレイなので端から端までが見渡しやすい
- デルの保証は他社よりも手厚い(特にドット抜けの交換保証など)
残念な点
- 特になし
まとめ
今回は、デルのS3221QSを紹介していきました。
カーブモニターって最近のはやりみたいで、個人的にカーブしているからって本当に見やすいのかな?とか思っていたのですが、カーブとストレートモニターを比べて見てみると結構差がわかりやすかったです。
特に端の方を見比べると見やすさの違いがよく分かりました。
安心の大手デル製のディスプレイなので性能面や保証もしっかりしているので個人的にはいい製品であると思いました。
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