C270nとは
今回は、ロジクールのウェブカメラ、C270nをレビューしていきたいと思います。
ロジクール製品ですが、安い製品でも結構評判がよく、以前紹介したZ120と言うスピーカーはアマゾンでは1万5千以上物評価が付いており星も4ととても評価の高い製品となっています。
今回紹介するC270nは7千以上の評価が有り星も4とかなり高い評価の製品ですので期待はとても高い製品となっています。
主なターゲットとしては、安くてある程度の画質のカメラを探しているという方や今はやりのVTuberになってみたいという方などに向いている製品だと思います。
大まかな使用はこのようになっています。
サイズ(高さ×幅×奥行) | 72.91mm×31.91mm×66.64mm |
ケーブルの長さ | 1.5m |
重量 | 75g |
最大解像度 | 720p/30fps |
カメラ画素数(メガピクセル) | 0.9 |
フォーカスタイプ | 固定フォーカス |
レンズのタイプ | プラスチック製 |
内蔵マイク | モノラル |
マイク集音範囲 | 最大1m |
対角視野 | 55° |
対応OS | Windows 8 以降 macOS 10.10 以降 ChromeOS |
保証期間 | 2年間無償保証 |
C270nのレビュー
外箱の画像です。
裏面の画像です。
付属品の説明書と保証書が入っていました。
こちらが本体のウェブカメラとなります。
正面にはカメラレンズとマイク穴そして電源ランプが付いています。
外装は、プラスチック製でレンズもプラスチック製となっています。
接続はUSB typeA接続となっています。
横から見るとこんな感じです。
裏はこんな感じです。
机の上に置いて使用する事も出来ます。
カメラ部分は上下に角度を動かす事が出来ますので位置調整も結構便利です。
主なカメラの可動域などは動画に乗せておきましたので気になりましたらご覧ください。
このような感じで可動域もカメラの固定も結構いい感じに動かせました。
カメラが動作していると光る電源ランプが付いています。(カメラ起動中です)
モニターに取り付けてみた所を横から撮影した画像です。
DELLのカーブモニターですが意外としっかりと固定されています。
取り付けは上に置いているだけなので、取り付け前は少しバランスが悪くなるかな?と思っていたのですが意外としっかり取り付けられていました。
ちなみに取り外しも置いてあるだけなのでとても簡単です。
重量を量ってみました。
本体重量は、63.7gでした。
ケーブル込みになりますと95.7gとなります。
C270nのカメラの性能の紹介
上の画像がC270nで撮った画像です。
カメラの性能ですが、最近のウェブカメラは1080pなど物が主流となっており720pでは画質が心配だなと言う方もおられると思います。
ただ私が実際に使用してみた所意外と価格の割に画質が良くビデオ会議などに使う程度では十分な画質であると思いました。
フレームレートも30fpsと画面越しに話をするのには十分な性能をしており使っていてストレスに感じる事はありませんでした。
ちなみにフレームレートとは、1秒間に何枚の画像を映し出しているかと言うもので、30fpsの場合1秒間に30枚の画像が映し出されているという事になります。
スポーツなどの早い動きなどには60fpsが使われたりしますが、ウェブカメラでは、大した早い動きの物などはほぼない為30fpsで十分ではないかと思われます。
カメラの立てかけや固定に関しても通常の平たいタイプのモニターや最近流行のカーブモニターで試しましたがしっかりと固定出来ました。
机などに置いてもしっかりとおけるので結構考えられた作りをしているんだなと思いました。
対角視野は55°となっており人一人が画面にちょうど入る位の視野角となっています。
その為、2人で移る場合少々窮屈になりがちなので複数人で使用するのにはあまり向きません。
内臓マイクの性能ですが、はっきり言ってしまうとおまけ程度の性能です。
お世辞にも音質がいいとは言えない音質でした。
どのような感じかと言うとこもった感じの声になりきれいではありませんが聞き取る位では問題は無いのかなと思います。
その為音質に納得がいかないという方は別途でマイクを購入して使用する事をお勧めします。
このように私の感想ばかりでは、実際にいいものなのかと言うのが伝わりにくいと思いますので、カメラテスト動画を載せておきましたので気になりましたらご覧ください。
コンディションとしては、部屋の電気をつけているだけで、照明などを使っていないので小細工なしの素の映像となっています。(照明などを使うと画質が実際の物よりもよく映ってしまったりするので)
音声に関してですが、今はやりのVTuberにも使える、に乗せておるアバター動画でC270nの内臓マイクとシュアーのMV7の音声比較をしていますので、よろしければご覧ください。
ちなみにですが、比較対象のMV7は3万円のマイクですのでその点を考慮してご判断ください。
今はやりのVTuberにも使える
このC270nは最近はやりのVTuberを始めるのにも使う事が出来ます。
価格が安価な事からVTuberを初めて見ようという方の入門用として使われている事が多いようです。
最近では、VRoidStudio(無料ソフト)などを使用して誰でも簡単に自分だけのアバターを製作する事が出来るので、VTuberになる敷居もかなり低くなりVTuber活動を始める方も多くなってきました。
もちろん外注に頼んでよりおしゃれなアバターを作るのもいいのですが自分なりのオリジナルアバターを作って遊んでみるのも面白いのではないのかと思います。
実際に音声の比較テストもかねてアバターを使った動画が有りますので気になりましたらごらんください。
下を向いてしまっていて口もとが反応しにくくなっている場面も有りますが正面を向いて話すことで、口の動きもしっかり認識してくれています。
使用してみての感想
使用してみての感想としては、意外に画質が良くてびっくりしました。
これくらいの価格帯の物だと画質が悪いものばかりなので安いから仕方ないかとあきらめて妥協して使用するしかないと思っていたのですが、このC270nに関してはいい意味で裏切られたと言った感じでした。
ロジクール製品ですが、高価な製品もそうですが安価な製品でも妥協があまりない製品が多いので結構満足しています。
残念な点を述べると言うとマイク音質がいまいちという事と、デザインがあまりかっこよくないという事位です。
有ったらいいなと思える物は、使用していないときにはレンズに蓋が出来るプライベートシャッターが付いていたらもっとよかったなと思いました。
プライベートシャッターが有る事によりウェブカメラの切り忘れで見られたくないものが見られずに済んだという事も結構あるようです。(ロジクールからBRIO 300と言うプライベートシャッター付のウェブカメラが出ていますが、切り忘れなどが心配な方はそちらの方がいいかもしれません。価格はC270nよりも高くはなりますが画質などは1080pですし性能面でもこちらの方が高いです。)
ただ価格が価格なので、そこまでの装備は難しいのかもしれませんね。
保証に関しては、2年と長いですしロジクールの保証は神対応と言われたりしており評判がいいので万が一壊れた時にもサポートが安心できるという点も評価は高いです。
いい点と残念な点をまとめてみました。
いい点
- 価格の割に画質がいい
- 小さいので持ち運びがしやすい
- 保証が2年と長くロジクールの保証は評判がいい
残念な点
- マイク音質がいまいち
- デザインがかっこよくない
まとめ
今回は、ロジクールのウェブカメラC270nをレビューしていきました。
さすがはロジクールと言う感じのコスパの高い製品だと私は思いました。
安くてコスパの高いウェブカメラを探している方にはいい製品ではないのかと思います。
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