HD-AD4U3とは
今回は、バッファローの外付けHDDのHD-AD4U3を紹介していきたいと思います。
バッファローは、マウスやキーボードなどPC周辺機器を取り扱っているメーカーで有名で、家電量販店で適当にマウスを手に取ると大抵エレコムかバッファローかと言う位普及しているメーカーです。
バッファローは他にも、USBメモリや無線LAN、ハードディスクなども取り扱っており、今回はその中のハードディスクを紹介していきたいと思います。
HD-AD4U3は外付けハードディスクの部類ではPC向けと言うよりはテレビ寄りに作られた製品です。(PCとテレビどちらにも使用は可能ですが、機能や性能からしてテレビ寄りです。)
主な特徴について紹介していくと。
1.静音設計
ファンレスである事と防振シリコンゴムにより起動音を低減しており静音設計となっています。
ファンレスにすることによりファンの音が無くなり防振シリコンゴムを使う事でハードディスク起動時の起動音を低減する事により、音によるストレスを軽減します。
ハードディスクの起動音は、テレビ&音の出ている部屋ですと特に気にはならないのですが、静かな部屋ですと意外と耳に入ってきて気にってしまいがちです。
2.放熱設計
ハードディスク内の発熱を効果的に放熱する設計になっています。
3.見守り合図に対応
見守り合図をインストールしているPCに本製品を接続している場合、ハードディスクの健康状態を把握し、現在の状態をお知らせしてくれるサービスです。
ハードディスクの寿命を知られてくれるのはとても便利で壊れる前にバックアップが取れれば大事なデータの損失も防げて安心です。
ハードディスクのデータ復旧は、業者に頼むと高額になるケースが多いので状態が悪くなったらすぐにバックアップを取る事をお勧めします。
3.録画番組引っ越しサービス(有償)
有償にはなりますが、見守り合図で事前に異常を検知した際、バッファローが代わりに新しいハードディスクにバックアップを取ってくれるサービスです。
PC操作などが苦手でわからないという方にはうれしいサービス化と思います。
自分で出来るという方には不要なサービスですね。
4.テレビやPCの電源ON・OFFに連動して電源のON・OFF機能
テレビやPCの電源に連動してハードディスクもON・OFFされるので手動でする手間が無い為、大変便利です。(消し忘れなどが防げる為、省エネにもなります)
HDD容量 | 4TB |
接続端子 | USB 3.0 |
対応デバイス | PC、テレビ |
対応OS(※詳しくは製品使用をご覧下さい) | Windows11/10/8.1/7、Mac OS X 10.11以降 ChromeOS |
電源 | AC100V 50/60Hz |
本体寸法(縦×横×高さ)mm | 114×33×171mm |
重量 | 900g |
転送速度 | USB3.1(Gen1)/3.0:最大5.0Gbps USB2.0:最大480Mbps |
動作保証環境 | 温度5~35℃ 湿度20~80% |
保証期間 | 1年 |
※詳しい対応OSや対応機種などはメーカーのHPに有りますので気になりましたらご覧ください。
HD-AD4U3をレビュー
こちらが外箱の正面の画像です。
裏面の画像です。
こちらが本体の画像です。
周りの画像です。
左下にバッファローのロゴが付いていました。
裏面には倒して置く用の滑り止めのゴムがサイドに4点ついていました。
横には立てて置く用のゴムが4点ついています。
後ろ面にはUSBケーブルをつなぐUSBポートと電源ケーブルをつなぐACプラグが有りました。
こちらにもバッファローのロゴが付いています。
重量は、740.0gでした。
付属品のACアダプターとUSBケーブルです。
こちらは説明書です。
HD-AD4U3の性能について
こちらはWindowsPCに接続してみた所正常に読み込みました。
HDDの中身を見てみた所数個のファイルが入っていました。
ベンチマークソフトで測定してみた所の画像です。
お世辞にも早いとは言えない速度です。
ただテレビにつなげて録画用に使用したり、画像データ動画データの保存などに使用するのであれば十分ではないかと思います。
ただPCゲームなどの起動用に使うのには速度がかなり遅いのでゲームに使うのには不向きと思われます。
製品の説明にも主に、テレビの録画向けの説明が多いのでどちらかと言うとテレビに使いたい方向け用の製品なのではないのかと思います。
実際にテレビに接続してみてですが録画も問題なく出来ていました。
テレビを消すとハードディスクも連動して電源が消えるので動作に関しても問題なく出来ています。
録画容量ですが、バッファローの公式では4TBの容量ですと地上波の目安で約499時間録画可能と記載されていましたが実際に録画時間を見てみると目安容量よりも低かったところが少し残念でした。
いろいろとハードディスクの中にソフトなどが入っていたり4TBと言っても実際に4TB全てつ開けるわけではないので仕方ないと言っては仕方ないのですが、それでも録画容量は多いのでまぁいいかと言ったところでしょうか。
注意点
注意点ですが、MacOSで使用する場合製品出荷時の状態ですと、読み込みは出来ますが書き込みができない為Macからのデータを保存する事が出来ません。
その為、MacOSで使用したい場合は、Macで使用できるようにフォーマットする必要が有ります。
(フォーマットをする場合、中に入っているデータは全て消えてしまいますのでご注意ください)
フォーマットの詳しい方法はバッファローの公式サイトのユーザーマニュアルに載っていますので気になりましたらご覧ください。(リンクを貼っておきます。)
また、WindowsとMac両方で使用できるexFAT形式でフォーマットする方法も載っています。
使用してみての感想
私は主に、テレビに接続して使用しているのですが録画もしっかりできていますし、録画した映画などもしっかりとみる事が出来ているので満足です。
何よりも容量が4TBとかなり多く地上波デジタルで約499時間録画出来る為、非常に多くの番組録画が出来ますし古い番組を消さずにとっておくことが出来るので結構助かっています。
他にも電源に連動してON・OFF機能や大きさもコンパクトなので置き場所に困らないというのもとてもよかったです。
ビデオデッキ内蔵型ではなく、外付けハードディスク型なので、PCが有れば簡単にバックアップが取れる物だと思っていたのですが、意外とそうもいかずPCにつないでみたらフォルダにアクセスする事が出来ずフォーマットしてくださいと表示されました。
その為、自分でバックアップを取るのが少し難しい為バックアップを取る場合は、有償の録画番組引っ越しサービスを使うしかないかもしれません。(もしかしたらクローン複製ソフトでクローンを作れば出来るかもしれませんが。)
いい点
- テレビの録画用に使うのであれば十分な性能
- 容量が多く価格も安価なのでいい
- 電源に連動してON・OFF機能がとても便利
- 大きさがコンパクトなので置き場所に困らない
残念な点
- バックアップを取るのが素人では難しそう
まとめ
いろいろと使ってみて私はけっこういい製品だと思いました。(テレビの録画用として)
価格も安価な方ですし必要な機能はそろっていますし、何より録画容量が大容量になったのがうれしいですね。
デッキ内蔵型ですと買い替えは結構高くついてしまうので、外付け型はデッキ型に比べて価格が安価で大容量なのでその点はとてもいいのかなと思いました。
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