今回は、MacminiM1を紹介していきたいと思います。
最近M2macminiが発売されて型落ちのM1の方が値下げされた為、お得になり今が狙い目となっています。
型落ちと言っても性能は結構高性能なので高性能PCが安く手に入るのであればいいのかなと思います。
今回は今更ですがmacminiM1を色々と紹介していければと思います。
主な使用
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 19.7×19.7×3.6mm |
重量 | 1.2kg |
チップ | M1(8コアCPU、8コアGPU) |
接続端子 | USBtypeA×2 3.5mmヘッドフォンジャック HDMI Thunderbolt 4×2 ギガビットEthernetポート |
Wi-Fi | Wi-Fi 6ワイヤレスネットワーク接続 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー |
スピーカー | 有り |
電源電圧 | 100〜240V AC |
最大消費電力 | 150W |
MacminiM1のレビュー
外箱の画像です。
裏面の画像です。
中身はこのような感じです。
付属品です。
本体と、電源ケーブルと書類関係です。
書類関係の中身の画像です。
本体の画像です。
本体はアルミ製となっています。
高級感があり見た目はとてもいいです。
裏面です。
裏面の黒い丸の部分は樹脂製となっいます。
正面です。
正面は、右下あたりに電源ランプが1つ付いています。
裏面の画像です。
右から
- USBtypeA×2
- 3.5mmヘッドフォンジャック
- HDMI
- Thunderbolt 4×2
- ギガビットEthernetポート
- 電源端子
- 電源ボタン
です。
裏面を見るとやはり端子類が少ないなという印象があります。
あとUSBtypeAを2つ付けてくれれば嬉しいななんて思ってしまいました。
アップルとしてはBluetoothなどの無線接続を推奨しているようで、配線でデスクの上がかさばらないようにと考えてこのような設計にしているとの事でした。
考えは非常によく私も賛成なのですが、WindowsからMacに乗り換えた私としては、便利なデバイスが使えないのは非常に不便でたまりませんでした。
その為、Satechiというメーカーから出ているUSBハブを購入して使用しています。
電源を入れるとこのように電源ランプが光ります。
起動するとこんな感じです。
性能について
ベンチマークについて
性能面に関してのデータですがGeekbenchというベンチマークを測定したサイトが有りますのでそちらを参考にしたいと思います。
ベンチマークは、簡単にいうとその製品の処理能力を数字で表した物でこの数つが高ければ高いほど処理能力が高いとされています。
MacminiM1は、マルチ性能よりもシングル性能の方が高いと言われていています。(シングルとマルチを比べてみての数値では有りません)
ベンチマークのスコアに関してはこのようになっています。
シングルスコアが2344でマルチスコアが8350です。
ベンチマークを数値が高い順にリスト化した物によりと、シングルスコアは、M1Proを乗せたMacBook Proよりも低く、コアi9-10910を乗せたimacよりも高いという結果でした。
コアi9-10910よりもシングル性能が高いというのは正直驚きました。
このクラスのCPUですと20万円前後のPCに付いてくる物なのでシングルスコアが高いと言われているのも頷けます。
次に、マルチコアですが、Intel Xeon W-3265Mを乗せたMac Pro (Late 2019)よりも低くコア i9-10910を乗せたimacよりも高いという結果でした。
コアi9って10コア20スレッドのCPUで単純に考えてコアi9の方が性能が良さそうですが意外な感じのデータでした。
参考資料
SSDの性能について
SSDの読み書きの速度についてですが以前imacM1の測定比較に使用したデータがありますのでそちらを紹介したいと思います。
測定したのは、imacM1とmacminiM1、そしてレノボのレギオンです。
測定値としては、そこまで大きな差があるようには思えませんでした。
つまり似たり寄ったりといった感じです。
動画編集について
動画編集についての性能についてですが今回は、ダビンチリゾルブという無料で使える動画編集ソフトを使用して書き出しをしてその書き出し速度を見ていきたいと思います。
比較用に以前imacで測定したデータとレノボのレギオンで測定したデータの比較も載せておきたいと思います。
まずは、macminiM1の測定結果ですが、書き出しかかった時間は、6分46秒となっています。
測定に使用した動画ファイルはiPhoneSE2で撮影した4K60fpsの5分の未編集動画です。
書き出しも、4K60fpsで書き出ししました。
次に比較対象のimacでは、6分19秒かかりました。
ダビンチリゾルブは、主にCPUを使用し書き込みを行うので特にGPU性能は関係ないと言われています。
その為、書き込みの速度に多少差はありますがそこまで変わらないのかな?と思いました。
次に、レノボノPCの場合、ですが使用しているCPUがコアi7-10700 8コア16スレッドになります。
結果は、15分30秒でした。
M1チップに加えて2倍以上の時間がかかっており、発熱も結構しておりファンがフル回転していました。
対するM1チップはというと大て発熱はなく少し暖かいかな?位の熱量でした。
これは、使用したソフトダビンチリゾルブがマルチコアよりもシングルコアの性能を重視するようで、シングルコアの性能が高い方が効率的に処理してくれるという事でした。
つまり、M1チップはダビンチリゾルブとは相性がよかったという事です。
コアi7のCPUもまだそんなに古い物ではないのにこんなに性能に差が出てしまうのは、正直ショックでしたが、これは相性が良かったと言わざるおえないのではないのかと思います。
ちなみにですが、Appleの公式で同じM1チップを使用したimacM1の紹介動画ではFinal Cut Proで編集した場合、
・4Kビデオストリームを最大で5本
・8Kビデオストリームなら1本
1フレームも落とさずに編集できるとの事でした。
Final Cut Proはアップルが開発した動画編集ソフトなので相性も良く作られているようです。
参考資料
使用しての感想
使用してみて、価格の割に性能が高くコスパがものすごく高い製品だなと思いました。
最近ではM1モデルでは使用できなかったWindowsOSも有料ではありますがパラレルズデスクトップというアプリをインストールすれば使えるようになるので、お金はかかりますが便利になったと言えます。
また、M2チップを搭載したmacminiM2も最近販売され、M1モデルの価格が下がっているので結構憂い事です。
大抵の事はM1チップのモデルの物で十分なのが多いので、無理してM2チップモデルを購入しなくてもM1チップモデルを購入して差額でMac製品の弱点である拡張性を増やすハブなどを購入に当てた方が有意義に使えると思うからです。
残念な点としては、端子が少ないというところもありますが、macはWindowsと比べてまだ対応しているアプリが少ないのでその点ではまだmacをメイン機として使うのは怖いかな?と個人的は思いました。
いい点
- M1チップはまだまだ高性能
- M2チップモデルが出た事でM1の価格が安くなっている
残念な点
- 接続端子が少なく拡張性が弱い
- Windowsと比べて対応しているソフトが少ない
まとめ
今回は、macminiM1を紹介していきました。
発売されてからもう2年位経ちますが、今だに十分な性能を誇っている製品ですので気になりましたらご覧ください。
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