SHE9700BTとは
今回は、フィリップスのSHE9700BTを紹介していきたいと思います。
フィリップスと言うと日本ではシェーバーや電動歯ブラシなどが有名ですが、イヤホンなんかも取り扱っていたりするオランダに本社を置くメーカーです。
取り扱っている製品は主にヘルスケア製品や医療関連機器となっていますが結構幅広くやっているようで音響関連にもかなり力が入っています。
皆さんはゴールデンイヤーと言う言葉をきたことは有りますでしょうか?
ゴールデンイヤーは世界で57人しかいないと言われている非常に厳しいテストを合格した方に与えられる称号です。
フィリップスの音響製品には皆、このゴールデンイヤーの方々が制作にかかわっており、製品もブラインドリスニングテストと言い製品が見えない状態で他社の製品を混ぜ音を聞き比べて65%以上のゴールデンイヤーの持ち主がいいと判断しなければ製品化できないという徹底ぶりです。
今回紹介する製品も、ゴールデンイヤーの方々がかかわっており発売当初は売り切れが続出したレジェンドイヤホンと言われているSHE9700(通称キューナナ)をワイヤレス化した製品となっています。
なぜ売る切れが続出したのかと言うと、マツコの知らない世界と言うテレビ番組でイヤホンの世界と言うタイトルでイヤホンを紹介していたのですが、マツコさんに合ったイヤホンを紹介出来たらと思います。
と紹介され1万円近くのイヤホンから1万円を超えるイヤホンを紹介して何かいいイヤホンは有りますか?とマツコに聞いた所「えー私わかんない」と答えた所、実は1980円で1万円のイヤホン並みの音質のイヤホンが有るんですよと紹介されました。
そのイヤホンがSHE9700(通称キューナナ)です。
それを聞いてマツコさんが「だったら最初からそれ紹介しろよ(怒)」と怒って突っ込みをしているのを見て私は笑っていました。
その放送の後からネットや家電量販店から売り切れが続出して、製品のポップにあのマツコの知らない世界で取り上げられたイヤホンと宣伝されていました。
イヤホン専門店の方の話でも当時はキューナナがとても売れて梱包と発送の作業が大変だったという話を聞きます。
当時は私も1980円で1万円波の音質のイヤホンが買えるという事ですぐに飛びついた人の一人でした。
結構昔の製品なのですがなんだかんだで今も持っていたので画像に乗せておきます。
今は杯盤になって手に入りませんがそんな製品がまた聞けるようになったのはとても懐かしいですしうれしいです。
こちらが当時のキューナナです。
何度かもいでるチェンジをしているみたいなので知っている方は当時と形やデザインが違うと思う方もいるかもしれませんが。
今回紹介する製品と並べてみました。
形はほとんど一緒ですね。
ちなみに右が今回紹介する製品で、左が有線モデルのキューナナです。
横から見た画像です。
ほとんど変わらないですね。上が有線モデルでしたが今回紹介する無線モデルです。
最近はやりのノイズキャンセリングや外音取り込みなどは付いていませんが、高音と低音のバランスがとても良くてバランスの取れたイヤホンです。
そして価格も抑えめな価格となっています。
連続再生時間 | 22 時間 |
音量コントロール | 有り |
Bluetooth バージョン | 5.2 |
最大範囲 | 最大 10 m |
サポートされているコーデック | AAC、SBC |
マイク | 内蔵マイク |
本体重量 | 0.016 kg(16g) |
周波数特性 | 20~20,000 Hz |
インピーダンス | 32 Ω |
スピーカー直径 | 8.6 mm |
参考資料
SHE9700BTのレビュー
こちらが箱の画像です。
レジェンダリーサウンドと書かれておりなんかカッコいいです。
裏面の画像です。
横の画像です。
同じく。
この箱です蓋をこのように開くことが出来中身を確認する事が出来ます。
説明文なども有りました。
こちらもです。
付属品の説明書です。
付属品のイヤーチップです。
イヤーチップは、XL、L、M、S、XSの5種類が有ります。
こちらがイヤホン本体と、充電ケーブルでUSBTypeC、USBtypeAのコードが有ります。
イヤホン本体のバッテリーの部分です。
PHILIPSの印字がなされており得にボタンなどは付いていませんでした。
こちらがコントローラー部分です。
真ん中の丸が電源のON、OFFボタンや再生、停止などのボタンになります。
こちらが充電端子です端子はUSBTypeCとなっています。
こちらがイヤホン部分の裏面です。
裏面には磁石が付いており使用していない時には束ねられるので絡まりにくいですし落としにくいので安心です。
こちらが磁石でつけた所の画像です。
耳に入れる部分はこのような感じです。
イヤーチップを外した所の画像です。
横の画像です。
重量を量ってみた所、16.4gでした。
性能について
音質については、高音低音ともにちょうどいい感じででていると思いました。
人によって聞こえ方が違って聞こえている場合も有りますので、聞き比べで4種類のイヤホンを用意してみました。
種類は左から
- SHE9700BT
- SHE9700
- RP-HJS150-K
- アップル純正イヤホン
です。
どのイヤホンもアマゾンでの評価も高い製品なので聞き比べにはちょうどいいかと思います。
マイクに直接当てて録音したので音に干渉音も混じってしまう事も有るのですがご了承ください。
使用したマイク、シュアーMV7
どうでしたでしょうか。
以外にアップル純正イヤホンとこんなに差が有ったかな?と思ったので改めて聞き比べてみたら、他のイヤホンよりもアップル純正イヤホンの方がスピーカーの出力がが大きかっただけでした。
音量は同じなのですが、聞こえてくる音量はアップル純正イヤホンの方が大きい為アップル純正イヤホンの方がはっきり聞こえてくるように思えました。
実際に聞いた感じではSHE9700BTとSHE9700は大体同じ感じの音色でアップル純正イヤホンよりも低音の存在感が有るように思えました。
この3種類のイヤホンと比べるとRP-HJS150-Kは安っぽい感じの音色で1000~2000円位で売っている安物のスピーカーと言う感じと言う感じでした。
意外と聞き比べると違いがはっきりと判るので今回の検証はよかったと思いました。
こうして考えるとアップル純正イヤホンてよくできているんだなとつくずく思いました。
結構評判のいいイヤホンですし愛用している人も結構多いみたいなので音質がいいというのは知っていたのですが、予想以上だったので結構驚きました。
少し話はそれてしまいましたが、SHE9700BTは他の3種類のイヤホンと比べても音質は高い部類に入る製品なのではないかと思いました。
人により高音が好きな方もいれば低音が好きな方もいるので、どちらの音も均等にちょうどよく流れているという意味ではかなり高い水準の製品なのかと思います。
アップル純正イヤホンの音質が好きだという方などには結構向いているのではないのかと思いました。
使用してみての感想
使用してみての感想ですが、やっぱり97だなと思いました。
有線時代の97を使っていた事のある方なら懐かしく思えるのではないのかと思います。
いい点としては、高音よりでもなく低音よりでもなくその中間の音である為、多くの方に適しているのではないのかと思います。
価格も有線モデルのSHE9700のように抑えめな価格設定になっているので、比較的に買いやすいですし、ネックバンドタイプであるので完全ワイヤレスイヤホンのように片耳だけ落としてしまうというハプニングも無いのでその点は安心かと思います。
よく駅の線路側に落としてしまったりとか下水の穴の中に落としてしまったりとかいうハプニングを聞くのでネックバンドタイプの利点ですね。
残念な点は特になく、できれば最近はやりの外音取り込みやノイズキャンセリングなどが付いた製品が出てくれたら一層いいのになとは思いました。
そうしたら値段も高くなってしまうのでちょっと怖いですが。
いい点
- 高音よりでもなく低音よりでもなくちょうどいい音質
- 価格が比較的安価な設定の為、購入しやすい
- 完全ワイヤレスイヤホンと違い片方だけ落としてしまうという心配がない
残念な点
なし
まとめ
今回は、フィリップスのSHE9700BTを紹介していきました。
価格の割に音質がとてもいい製品ですので、高音低音のバランスの取れた安いワイヤレスイヤホンをお探しの方にはいいのではないのかと思います。
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