G502 HEROとは
今回は、ロジクールのゲーミングマウスG502 HEROを紹介していきたいと思います。
このG502ですが世界で一番売れたと言われているゲーミングマウスで2014年5月16日に発売された製品です。
私も2016年にこの製品を購入して使用しておりとても使いやすかったのを覚えています。
この製品を使用してから他のマウスを使うと使いにくく感じてしまうほどに手になじむほどでした。最近またこのような製品を使いたいなと思っていたら、まさかのG502 HEROとなって販売されていました。
このマウスですが、無線モデルであるG502WLや形状はほとんどそなままでモデルチェンジしたG502X、そのワイヤレスモデルのG502XWLもそうですしロジクール並みに人気なメーカーのレイザーのBasilisk V3 Proなんかも形状がかなりG502に似せて作られて作られています。
それ位持ちやすい形状をしておりレビューなどでもかなり高評価を受けているマウスです。
今回紹介するG502 HEROのHEROですが、ロジクールの次世代の光学センサーでDPIの速度を広い範囲で調節する事が出来ます。
DPI(ドットパーインチ)と言う意味で1インチマウスを動かした時、何ドット動くかと言う事になります。
なので、DPIの数値を高くすれば高くするほどマウスのカーソルの動きも早くなります。
この製品は、Hero 25Kになりますので、25600DPIまで設定する事が出来ます。
25600DPIまで使用するという方は、今の所聞いた事は有りませんがそれ位高性能なセンサーを搭載しています。
今現在ロジクールのマウスで搭載されているセンサーの中ではこのHero 25Kが一番高性能なのでセンサー面での心配はないと思います。
現行のG502シリーズの中では、このG502 HEROが一番価格設定が安いのでなるべく安くG502を使いたいという方にはいい製品なのではないのかと思います。
ちなみに、G502 HEROは、2022年3月から編み込み式のケーブルからゴムケーブルに仕様変更していますので編み込み式のケーブルが好きな方はご注意ください。
今回紹介する製品は編み込み式ではなくゴムケーブルの物を紹介します。
主な使用
本体サイズ(高さ×奥行×高さ) | 132×40×75mm |
重量 | 121g |
ケーブルの長さ | 2.1m |
ウェイト重量 | 最大18g(5 x 3.6g) |
センサー | HERO25K |
解像度 | 100~25,600dpi |
最大加速 | >40 g |
最大速度 | >400 IPS |
ボタン数 | 11個 |
利き手 | 右利き用 |
対応OS | Windows、Mac、chrome |
保証期間 | 2年間無償保証 |
G502 HEROをレビュー
こちらが外箱の画像です。
裏面の画像です。
周りの画像です。
マウス本体の画像です。
ケーブルは編み込み式ではなくゴムケーブルとなっています。
編み込み式の方が柔らかいですし耐久性もあるので個人的には好きだったのですが仕様変更なので仕方ないですね。
付属品のウェイトと保証書などの書類関係です。
付属品のウェイトの画像です。
ウェイトは1個3.6gで5個付属しています。
マウス本体にウェイトをはめ込む溝が付いており自分好みの重さに変更してカスタマイズしていきます。
上から見た画像です。
G502のスクロールホイールですが、ロックを外してホイールを回すとこんなに回らなくてもいいんじゃないか?と思う位回ります。
動画を乗せておきますので気になりましたらご覧ください。
周りの画像です。
サイドボタンが2つとその下に有るのはDPIシフトボタンです。
同じく
右利き用なので右側にはボタンは付いていません。
代わりにゴム製の滑り止めが付いています。
裏面の画像です。
裏面は、ソールが5点付いています。
裏面はウェイトを入れる為の収納が有り裏面の蓋を開けると出てきます。
蓋を外した所の画像です。
ウェイトを装着した所の画像です。
この画像以外にもつけ方はいろいろと有りますので、いろいろと試してみてカスタマイズしていくのも結構面白いです。
マウス本体の重量です。(ウェイト無し)
ケーブル込みの画像です。
ウェイト1個の画像ですが、本当に3.6g有りました。
結構正確に作って有るので驚きました。
こちらがウェイトを全部付けた所の画像です。
性能について
G502はGHUBと言うロジクールの専用ソフトで、DPIの速度の設定や各種ボタンにショートカットキーを割り当てたりする事が出来ます。
こちらがDPIの速度の設定画面です。
DPIは100~25600の間で設定する事が出来ます。
こちらが、各ボタンのショートカットキーの割り当て画面です。
こちらが表面の設定画面です。
こちらがサイドボタンの設定画面です。
こちらはライティングの設定画面です。
DPIモニター部分とGマークのライティングの色と光り方を設定する事が出来ます。
光り方の種類は
- オフ
- 固定
- サイクル
- フェードインとフェードアウト
- 画面サンプラー
- オーディオビジュアライザー
です。
光る部分が多いわけではないので控えめな感じの光り方にはなりますが、光の設定などが出来るのも結構いいですね。
ゲームについて
ゲームの使いやすさについてですが、フォートナイトをプレイしてみて、反応の遅延も無いですし不便に感じる事は無く普通にプレイできました。
やはり持ちやすいので操作もとても軽快に操作できました。
また、サイドについているDPIシフトボタンを使う事で高DPIと低DPIをボタン一つで素早く変更できるのも非常に便利で銃の照準を瞬時に細かく調整できるので素早いくて細かい操作を必要とする際にとても重宝します。
ボタン数も比較的多い方では有りますが特に押し間違いを起こしたりするような多さではないので問題は無いかと思います。
10年近く古い設計のマウスなのにいまだに使いやすいというのはとても凄い事だと思いました。
作業用途について
作業用途にもとても適しており、ショートカットキーを割り当て自分好みに設定できる点が非常に便利となっています。
ブログの文字入力や動画編集などにも重宝しています。
ボタンの多さもカスタマイズするのにはとても便利で非常にいいです。
マウステスターでマウスの精度を調べてみた
ゲーミングマウスという事で、センサーの精度のチェックでマウステスターと言うソフトを使用して調べてみました。
まずは検査結果の見方ですが、上の画像のような波形の腺の上に点がきれいに乗っているとうまくセンサーが反応しているという事がわかります。
逆に点が線から著しく離れているとポインタ飛びと言って実際のマウスの動きとは異なってカーソルが移動している状態の事を言いセンサーの精度が悪いという事がわかります。
調べた結果としては、一番上と一番下の部分でポインタ飛びが見られました。
他にもよく見ると所々ポインタ飛びとみられる所が有りました。
このポインタ飛びについては、単純にセンサーの精度が低いというだけでは無く、マウスソールが厚すぎる事での高さの兼ね合いで起きてしまう事も有るようです。
ただ、同じHERO25Kセンサーを使用しているG604も同じような感じだったのでこれで正しいのかな?と思いました。
ちなみに操作感は特に問題なく使用できていたので気にするほどの物ではないように感じました。
持ちやすさについて
マウスの持ちやすさについて3種類の持ち方で比較してみました。
今回比較した持ち方は、かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ちの3種類です。
かぶせ持ち
かぶせ持ちですが、手によくフィットしてとても持ちやすかったです。
サイドボタンも押しやすくかぶせ持ちには向いているマウスだと思いました。
つかみ持ち
つかみ持ちですが、つかみ持ちも操作しやすく私としては使いやすく感じました。
サイドボタンも押しやすく使いやすかったです。
つまみ持ち
つまみ持ちも使いやすかったです。
サイドボタンは、つまんで持っている為、グリップ力が低下するので少し押しにくく感じました。
そして、重量が121gと言う事も有り最近のゲーミングマウスと比べるとだいぶ重いので、長時間使用していると疲れやすいというデメリットも有ります。
3種類の持ち方を試してみた所、主に接触面積の多いかぶせ持ちやつかみ持ちが適しているのではないのかと思います。
つまみ持ちも持ちやすかったのですが、100gを超える重量のマウスであるのでつまみ持ちに関しては長時間の使用はやはり疲労がたまりやすいのではないのかと思いました。
使用してみて
使用してみての感想は、握りやすさやボタンの配置などゲーム用途にもいいと思いますし作業用途に使用するのにも向いていると思いました。
それに有線マウスである為、無線マウスと違いバッテリー切れの心配が無いという事も利点です。
10年近くも販売されているマウスなのでやはりこの形状じゃないと使いにくいという方も少なくはないと思います。
そんな方にも昔使った方のマウスがまだ現行で使う事が出来るというのは個人的には素晴らしい事なのではないのかと思います。
さらに、現行で販売されているG502シリーズの中では一番古い機種である為、値段も他の機種と比べて安いので出来るだけ安く購入したいという方向けなのではないのかと思います。
そして残念な点としては、最近のゲーミングマウスと比べると、121gと重量が重いという事です。
最近のゲーミングマウスは軽いもので60g位の物が出ており大体平均すると80g位の物が多く出回っています。
その為、最近のゲーミングマウスと比べると重く感じてしまうと思いますし操作性も落ちてしまいやすいので本気でFPSなどのゲームをやられている方にはあまり向かないかと思われます。(10年近くも前に設計されたマウスなので仕方ないと言っては仕方ないのですが)
さらに、有線マウスである為、線が邪魔になりやすいという事です。
その為、使いにくいと感じるのであればマウスバンジーなどをつかって邪魔にならないようにする必要が有ります。
この形状が好きで使われているのならいいのですが出来るだけ安くこの形状のマウスを使いたいという方には少し残念な点ではないのかと思います。(マウスバンジーを持っていれば別ですが)
あと、右利き用という事で左利きの方は使えないという事です。
いい点
- ゲームや作業用にとても使いやすい
- 有線マウスなのでバッテリー切れの心配が無い
- 現行のG502シリーズの中では一番安い
残念な点
- 最近のマウスと比べると重めの重量であるという事
- 有線マウスの為、マウスバンジーなどが無いと操作性が落ちる
- 右利き用なので左利きの方は使えない
まとめ
今回は、ロジクールの有線ゲーミングマウスであるG502を紹介していきました。
あの懐かしい形状のゲーミングマウスが今でも使う事が出来るというのはありがたいですね。
作業用にも使いやすいですしゲームももちろん使いやすいです。
何よりもこの形状のマウスを使いたいという方には非常にいいマウスなのではないのかと思います。
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