今回は、DeathStalker V2 Pro Tenkeyless White Editionを紹介していきたいと思います。
RazerからついにDeathStalker V2 Pro Tenkeylessのホワイトバージョンが出たという事で前々から気になっていたのですが、ホワイトデバイスを揃えたいと言う事も有り購入してしまいました。
価格は高額な部類に入ってしまうキーボードにはなりますが、その分高性能でデザインもとてもいいので気になっていた方にいろいろとその魅力を紹介出来たらと思います。
主な使用
色 | ホワイト |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 35.7 x 14 x 2.6 cm |
重量 | 630g |
接続 | 2.4GHz/Bluetooth/有線 |
フォームファクター | TKL |
キー配列 | US配列 |
トッププレート | アルミニウム |
ケース | プラスチック |
キースイッチ | 薄型オプティカルリニア |
ライティング | 有り |
ソフトウェア | 有り |
マクロ | 有り |
アクチュエーションポイント | 1.2mm |
押下圧 | 45g |
キーストローク | 2.8mm |
耐久性 | 7,000万回 |
保証期間 | 2年 |
価格 | 29800円(税込み) |
DeathStalker V2 Pro Tenkeyless White Editionをレビュー
こちらが箱の表面の画像です。
裏面の画像です。
本体の画像です。
ホワイトエディションと言うだけあって本当に全体が真っ白でした。
トッププレートはアルミニュウム製で質感が高くさわり心地もいいです。
右の音量調節ダイヤルは少し固めでカタカタと引っかかりが有るタイプの物で押し込みクリックも出来クリックでミュートの切り替えが出来ます。
左側の丸いボタンはメディアコントロールボタンで1回押すと再生と停止、2回で早送り、3回で巻き戻しが出来ます。
裏面はこんな感じで素材はプラスチックでした。
裏面にはUSBドングルが収納されています。
収納場所が有ると無くしてしまう心配が無くなるので地味にありがたいです。
キーボードの角度は、3段階で調節可能で、無段階、6°、9°から選ぶ事が出来ます。
角度に関してですが、チルトスタンドの足部分に角度が記載されており記載されているスタンド部分を立たせるとその角度に変更できます。
このような感じです。
角度に関しては無段階でスイッチの高さが約2.6㎝です。
6°で約3.2㎝です。
9°で約3.9㎝です。
今まで使用していたフルサイズメカニカルキーボードのロジクールG910と比較してみました。
やはりロープロファイルという事も有り薄いのがよくわかります。
正面から見た画像です。
テンキーレスですしパームレストが付いていないのでかなりすっきりしています。
キーキャップの高さもこれだけ高さに差が有ります。
これは低いわけだ。
付属品の書類関係です。
充電ケーブルはUSBtypeAとtypeCケーブルで、編み込みタイプの物となっています。
長さは端子込みで約196㎝位でした。(約2mですね)
また無線のゲーミング製品でよくあるUSBアダプターも付属していました。
使い方はとても簡単で
USBアダプターに付属のUSBドングルを差し込みます。
このような感じです。
そして、もう一方の差込口にPCにつないである充電ケーブルを差し込み。
キーボードの近くに置いておく事で無線接続の安定性が向上します。
キーボードの先端部分は、右から
- 2.4GHz、OFF、Bluetooth切り替えスイッチ
- Bluetooth接続切り替えスイッチ1~3(最大3台まで)
- 充電ランプ
- 充電用端子USBtypeC
です。
2.4GHz、OFF、Bluetooth切り替えスイッチの切り替えスイッチですが、切り替えが結構硬くて力を入れないと切り替わりませんので注意が必要です。
充電すると充電ランプが点滅するようになっています。
ちなみに充電しながら有線キーボードとして使用する事も可能だそうです。
その場合は、互換性のあるUSBtypeC、typeAケーブルで充電している場合可能との事でした。(レーザーのよくある質問参照)
キーキャップを外すとこのようになっています。
接続部がCHERRY MXスイッチのような十字の接続部となっています。
その為、ロジクールのG913 TKLのような縦に揺らすとキーキャップがずれてがたがた動くという心配が有りません。
ちなみにライティングはギラギラとした強い光ではなくほんのり光が漏れ出るような控えめな感じの光でした。
重量は、637.5gとなっていました。
性能と機能について
薄型オプティカルスイッチ
DeathStalker V2 Pro Tenkeylessでは、メカニカルスイッチではなくオプティカルスイッチを採用しております。
赤外線によって信号を送る為、金属部分がぶつかる事による摩耗やチャタリングの心配が無くなります。
摩耗しにくくなることにより耐久性が増しており構造上バウンスタイムを設定しないでいいので応答速度が速いのがメリットです。
デメリットとしては、他のメカニカル式よりも高性能な為かバッテリーの消費が早くなってしまっている事です。
おそらくは赤外線により通常よりもバッテリーを多く消費しているのではないのかと言われています。
またキーキャップは、レーザー刻印キーキャップでダブルショットABSキーキャップよりも耐久性が高いとの事でした。
マルチデバイスペアリング対応
HYPERSPEEDマルチペアリング対応のデバイスであれば、1つのUSBドングルでキーボードとマウス2つのペアリングが可能となっておりドングルでUSBポートを占領してしまう事が無くなります。
RAZER SYNAPSE
DeathStalker V2 Pro Tenkeylessでは、RAZER SYNAPSEと言うソフトを使う事でキーボードのキーのカスタマイズやライティングの設定を行う事が出来ます。
このソフトはUSBドングルを接続すると自動的にダウンロードしますか?表示されるようになっている為、いちいちサイトでダウンロードしなくていい為楽です。
ただソフトを使用する場合、レーザーのアカウントを作成しなければいけないのでアカウントを持っている方ならいいのですが、無い方は一から作成しなくてはいけない為手間です。
こちらが、キーボードのキーなどのカスタマイズ画面です。
他にもゲーミングモードの設定やマルチデバイスペアリングの設定、キーボードのプロパティなどを開くことが出来ます。
こちらがライティングのカスタマイズ画面です。
主に明るさの設定やライティングのをオフにする条件の設定、ライティングの光方の設定が出来ます。
ライティングですが動画を乗せておきますので気になりましたらご覧ください。
ちなみにですがBluetooth接続と2.4ワイヤレスレシーバー接続では、ライティングの設定が違うのでお気お付けください。
2.4ワイヤレスレシーバー接続の方がライティングの細かな設定が可能となっていますのでライティング面を重視する方はお気お付けください。
こちらはパワーセーブなどの設定画面です。
ワイヤレス式なのでバッテリーの消費を抑える為の設定がいろいろと出来ます。
キーコマンドについて
DeathStalker V2 Pro Tenkeylessはコマンドを打つことによりRAZER SYNAPSEを使用しなくてもいくつかの機能を起動する事が出来ます。
ライティング変更
- fn+ctrl+1 OFF
- fn+ctrl+2 スタティック
- fn+ctrl+3 ブリージング
- fn+ctrl+4 スペクトラムサイクリング
- fn+ctrl+5 ウェーブ
- fn+ctrl+6 リアクティブ
- fn+ctrl+7 スターライト
です。
また注意点としては、RAZER SYNAPSE起動中にはライティングのコマンド操作が行えないので注意が必要です。
輝度の変更
- fn+F11 暗く
- fn+F12 明るく
です。
その他
オンザフライマクロ記録
- fn + F9 起動
- ESC キャンセル
です。
ゲーミングモード
- fn + F10 起動orキャンセル
です。
参考資料
https://dl.razerzone.com/master-guides/RazerSynapse3/DEATHSTALKERV2PROTKL-00000662-ja.pdf
キーボードからもバッテリー残量を確認する事が出来るようになっています。
確認方法は、キーボードfn+endキーで上の画像に有るように4段階で表示されます。
残量を細かく知りたい方は、PCの設定画面から細かな残量を確認する事が出来ます。
使用してみて
使用してみての感想としては、使い心地がとても良くロープロファイルという事も有り手首への負担が緩和されて疲れにい印象でした。
少し前から手首への負担を軽減したいと言う方が増えてきているという事でロープロファイルを選ばれる方も増えてきているそうです。
短時間の作業などでは、あまり負担はかからないかもしれませんが、長時間作業すると疲労感が軽減されるなと私は思いました。
またデザインも良くレーザーと言ったら黒に緑のライティングが特徴ですが、私は白もすっきりしていていいデザインだと思います。
Bluetooth接続の切り替え機能が有るのは地味に助かりました。
Windows機以外にもmacやタブレットなどのBluetooth接続機器をお持ちの方でしたら結構便利なのではないのかと思います。
残念な点としては、圧倒的にバッテリーの持ちではないのかと思いました。
使用していない時はOFFにしないとバッテリーの減りが早くて使い勝手が悪いなと思いました。
ただ、有線でも使えるので最悪ケーブルを繋げば使用はできます。
また、他社のロジクールG913 TKLなどと比べるとメディアコントロールボタンが少ないのでメディアコントロールボタンを日頃から使う方ですと使いにくいのではないのかと思いました。
良かった点
- キーの打ち易さなど使いやすさは抜群(個人的に)
- ロープロファイルなので手首への負担がかかりにくい
- 色を含めたデザインがいい(個人的に)
- Bluetooth接続の切り替え機能が有る
残念な点
- 高性能がゆえにバッテリーの持ちが悪い
- メディアコントロールボタンが少ないのでよく使う人には使いにくいかも
まとめ
今回は、Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless White Editionwoを紹介していきました。
ゲーミングキーボードとしても優秀ですし普段使いでもとても使いやすいですし見た目もおしゃれでカッコいいので写真映えさせるのにもいいと思います。
少し前からホワイトデバイスで統一するのが流行っていたりしているそうですのでホワイトデバイスで揃えたいと考えている方にはいいのではないのかと思いました。
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